日本選手権予選が各地で行なわれている、今日この頃ですが・・・。

 メタデッキには、ジャンド・青白タップアウト・青白赤PWC・赤単(タッチ黒)・ラフィークバント・徴兵バント・キブラーバント・ナヤ・赤白上陸・白単・緑単エルドラージ・緑昇天・グリクシス・・・と、あらゆるタイプのデッキに活躍のチャンスがある現環境のスタンダード。
まさに戦国時代さながらの戦いが繰り広げられている。

そんな中で、今回新たに、私が発見したデッキはスタンダード版のターボランドデッキ!

レシピはこんな感じ。

    ↓
~ターボランド~ スタンver

メインボード[60]

クリーチャー/creature [12]

4 ゼンディカーの報復者/Avenger of Zendikar
4 水蓮のコブラ/Lotus Cobra
4 ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya

ソーサリー/sorcery [16]

4 探検/Explore
3 思考の泉/Mind Spring
1 思案/Ponder
4 不屈の自然/Rampant Growth
4 時間のねじれ/Time Warp

土地/land [28]

5 森/Forest
4 ハリマーの深み/Halimar Depths
4 島/Island
4 カルニの庭/Khalni Garden
4 霧深い雨林/Misty Rainforest
1 沸騰する小湖/Scalding Tarn
4 地盤の際/Tectonic Edge
2 新緑の地下墓地/Verdant Catacombs

プレインズウォーカー/planeswalker [4]

4 精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor


サイドボード[15]

3 乱動の精霊/Roil Elemental
1 テラストドン/Terastodon
3 濃霧/Fog
2 否認/Negate
4 睡眠発作/Narcolepsy
2 ジェイス・ベレレン/Jace Beleren


 デッキの動きは、水蓮のコブラ・ムル・ダヤの巫女・探検・不屈の自然の16枚のマナ加速から、膨大なマナを生み出して、時間のねじれ・精神を刻む者、ジェイス・思考の泉を使って、アドバンテージを獲得し、高速でゼンディカーの報復者を召喚し、対戦相手を倒す。

 マナ加速が、クリーチャーとソーサリーの2種類に分かれているので、除去への耐性がある。 しかし、ビッグマナ的な動きが多いので、カウンター呪文を搭載したデッキには非常に弱い。それに加え、デッキの色的にミシュラランドを使えない事も辛い部分ではある。 パーマネントを並べて、戦いを挑んでくるデッキに対しては非常に有利に戦えると思う。
 
●メインボード

① マナ加速 

☆ 水練のコブラ

 フェッチランドと組み合わせる事で、早いターンにムル・ダヤの巫女やゼンディカーの報復者、新ジェイスをプレイする事が可能になる。

☆ ムル・ダヤの巫女

 ブロック構築で使われていたように、新ジェイスと組み合わせる事で膨大なマナ加速を生み出す。また、水練のコブラやゼンディカーの報復者との組み合わせも非常に強力!

☆ 探検

 水練のコブラと同じく、早いターンに、ムル・ダヤの巫女や新ジェイスをプレイするのに役立つし、後半引いてもキャントリップがあるので無駄になることも無い。

☆ 不屈の自然

 確実にマナ加速をすることが出来る。また、ゼンディカーの報復者が場に出ていれば、トークンを強化する事も出来る。

② マナ活用・ドロー+ターン

☆ 思案 
 
 1枚だけ入っているが、ムル・ダヤの巫女と組み合わせて使用するのではないか。

☆ 思考の泉
 
 沢山のマナを、手札に変換する為のドローエンジン。出た当初はまったく使われていなかったが、最近は青白タップアウト・赤青白PWCなどで使用されている。ビッグマナには必要不可欠な存在である。

☆ 時間のねじれ

 新ジェイスや、ムル・ダヤの巫女のアドバンテージを最大限に引き出すカード。
ゼンディカーの報復者の弱点である、全体除去に対して、相手にターンを渡さず、そのまま攻撃をすることも可能になる。

③ 決め手

☆ ゼンディカーの報復者

 このデッキのキーカードであり、勝負を決めてくれるカード。
デッキに搭載されているカードを使い、高速に召喚し、一撃で相手を殴り倒す事が出来る。
但し、クリーチャーなので単体除去に弱いのと、回避能力や耐性が無いので、その点には注意が必要である。



●サイドボード

サイドボードのカードは、日頃あまり見ないカードを多く採用している。

① 乱動の精霊・・・バント・ナヤの聖遺の騎士や復讐蔦、悪斬の天使を奪うことが出来る。このクリーチャに除去を使わせれば、ゼンディカーの報復者が生き残り、勝つことが出来るのではないだろうか。

② テラストドン・・・このカードは、1枚で3つのプレインズウォーカーを倒したり、忘却の輪、バジリスクの首輪なども除去することが出来る。そして、メインに投入されている精神を刻む者、ジェイスを利用して、使いまわす事も可能。

③ 濃霧・・・現在ある一撃必殺の、赤白上陸や、同盟者、赤単(壊滅的な召喚ver)といったデッキに対して、緑1マナで対処できるのは強いし、1回使えば、相手にこれを意識させながらのプレイを強要出来る。

④ 否認・・・青白タップアウトのPWを消したり、審判の日・軍部政変に対する回答として使用する。実際は、もっと欲しいところではあるが、スロットの関係上この枚数なのだろう。

⑤ 睡眠発作・・・このカードはリミテッドで、非常に強力なカードとして使われているが、スタンダードではあまり見かけないカードである。使い方は、芽吹くトリナクス・復讐蔦といった、あまり墓地に送りたくないクリーチャーに付けたり、悪斬の天使やマラキールの血魔女といった対処の難しいクリーチャーに対して、2マナで対処出来る。 流刑への道や、終止を使えないデッキでは、とてもいい選択肢になると思う。

⑥ ジェイス・ベレレン・・・追加のジェイス。 先にプレイして、対戦相手の新ジェイスを妨害したり、単純なアドバンテージカードとして非常に有用である。


 このデッキは、ブロック構築に時間のねじれと思考の泉を足した形であるが、赤を足して、彗星の嵐やボガーダンのヘルカイトを投入しても良いと思う。

 もし、今のデッキに飽きていて、新しいデッキをお探しの方、宜しければ、日本選手権にこのデッキを使ってみてはいかがでしょうか? 
 まだこのデッキは、発展途上の部分が沢山あり、自分なりのチューンで楽しめると思います。

それでは、また次の機会に・・・。

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